ホーリス・グレイシーとジョーイ・ベルトランの戦績
| ブラジル | ホーリス・グレイシー MMA戦績:3戦全勝 |
| アメリカ | ジョーイ・ベルトラン MMA戦績:13戦10勝3敗 |
「グレイシー一族」の血を引くホーリス・グレイシーが、強打のファイター、ジョーイ・ベルトランと戦うUFCヘビー級ノンタイトルマッチです。総合格闘技3戦全勝、UFC初登場のホーリス・グレイシーがオクタゴンで実力をみせつけるのか?ジョーイ・ベルトランが得意のパンチで「グレイシー」を打ち倒すのか?注目の一戦です。
試合は、タックルからグラウンド勝負に持ち込もうとするホーリス・グレイシーに対して、ジョーイ・ベルトランが打撃を狙う展開で始まります。1分すぎに、ホーリス・グレイシーがジョーイ・ベルトランを倒して裸締めからスリーパーを狙いますが、ジョーイ・ベルトランが体を回転させて上手く脱出して上になります。
「お、上手い!このままベルトランがパウンドを打ち込むかな?」と思ったのですが、ジョーイ・ベルトランは深追いせず、立ち上がって「スタンディングで勝負しようぜ」とホーリス・グレイシーにうながします。ラウンド中盤以降はスタンディングの打撃勝負となり、お互いクリーンヒットを打ち込む一進一退の攻防が続きます。
ラウンド終盤には、ジョーイ・ベルトランのカウンターのフックが立て続けにホーリス・グレイシーの顔面をとらえ、ホーリス・グレイシーの動きが鈍ります。さらに、ラウンド終了間際には、ホーリス・グレイシーのタックルを上手くかわしたジョーイ・ベルトランが、「亀状態」になったホーリス・グレイシーにパウンドを連打し、「あわやストップ」という場面を作り出します。
ラウンド終了のブザーに救われたホーリス・グレイシーですが、2ラウンドに入ると、ダメージのせいか、スタミナが切れたせいか、急激に動きが鈍ります。そして、1分すぎ、ホーリス・グレイシーのタックルをかわし上になったジョーイ・ベルトランがパウンドを連打し、ホーリス・グレイシーの動きが止まったところで、レフェリーが試合をストップ!ジョーイ・ベルトランが2ラウンド1分31秒、ホーリス・グレイシーにTKO勝ちを収めました。
ホイス・グレイシーに次いで、2人目のUFC出場となったホーリス・グレイシーでしたが、結果は完敗でしたね。UFC(オクタゴン)の戦いに全く適応できていない印象を受けました。広いオクタゴンで戦うには、もっとスタミナを強化しないと、自慢の寝技も宝の持ち腐れに終わってしまいますね。一方、ジョーイ・ベルトランにとっては転機となる勝利かもしれません。改めてUFC(オクタゴン)で戦う難しさを実感した試合でした。
