デミアン・マイアとダン・ミラーの戦績
| ブラジル | デミアン・マイア MMA戦績:12戦11勝1敗 |
| アメリカ | ダン・ミラー MMA戦績:14戦11勝2敗1無効試合 |
UFCファイターの中でも屈指の柔術家、デミアン・マイアと、タフなファイター、ダン・ミラーが対戦するUFCミドル級ノンタイトルマッチです。UFC102でネイサン・マーコートに衝撃のKO負けを喫したデミアン・マイア。タイトル挑戦へ向けて再起をはかるデミアン・マイアは、ダン・ミラー相手にどんな戦いをみせてくれるでしょうか?
試合ははデミアン・マイア、ダン・ミラーのどちらもスタンディングの打撃を狙う展開で始まります。サウスポーのデミアン・マイアは左ストレート、オーソドックス(右構え)のダン・ミラーは右ストレートを狙っているようです。
UFCファイターの中で屈指の柔術技術を誇るデミアン・マイアと、レスリング技術の高いダン・ミラーの対戦だけに、試合前は「グラウンド勝負になるかな?」と予想していましたが、打撃勝負になっていますね。「マイアは寝技に行きたいんだろうけど、ミラーが上手く戦っているよ」というのが1ラウンドを観た率直な感想です。
2ラウンドに入ると、デミアン・マイアがジワリジワリとプレッシャーをかけながら前へ出ますが、ダン・ミラーはオクタゴンをサークルしながら距離を保ち、右ストレート、左ローキックで反撃します。どちらも「相手を倒したい」という意気込みを感じる内容ですが、同時に「倒されないよう慎重に戦おう」という戦術ですね。
「3ラウンドも同じような展開になるかな?」と思っていると、1分すぎ、デミアン・マイアが金網際でダン・ミラーを倒して上になり、パウンドを連打します。一度はダン・ミラーが金網を上手く使って立ち上がりましたが、デミアン・マイアがダン・ミラーの足をつかんで再び倒し、上からパウンドを打ち込みます。
その後はデミアン・マイアが終始ダン・ミラーを攻め続け、決定的な打撃を打ち込むことこそできませんでしたが、デミアン・マイアが最後までダン・ミラーをコントロールし、3-0の判定(30-27,29-28,29-28)で再起戦に勝利しました。
金網を上手く使ったダン・ミラーのディフェンスの前に良さを消されてしまったデミアン・マイアですが、終始プレッシャーをかけ続けて判定勝ちを収めました。応援するデミアン・マイアの柔術テクニックが観られなかったことは残念ですが、相手がダン・ミラーだったことを考えると「しょうがないかな?」と思います。次戦に期待ですね。
