UFCライト級タイトルマッチ
| チャンピオン | フランク・エドガー MMA戦績:13戦12勝1敗(アメリカ) |
| 挑戦者 | BJ・ペン MMA戦績:22戦15勝6敗1分(アメリカ) |
UFCライト級チャンピオンのフランク・エドガーが、前UFCライト級チャンピオンのBJ・ペンを迎えて初防衛戦を行います。UFC112でBJ・ペンに判定勝ちを収めたフランク・エドガーは直接のリマッチ(再戦)に勝利し、「エドガー時代」の幕を開けることができるでしょうか?それとも、BJ・ペンがリベンジを果たし、復権に成功するのでしょうか?
試合はUFC112のBJ・ペン対フランク・エドガーの初戦と同じように、フランク・エドガーが小刻みなフットワークとボディーワークでBJ・ペンを揺さぶり、持ち味のスピードを武器に戦う作戦のようです。フランク・エドガーの戦い方を観る限り、自信に満ち溢れていますね。
一方のBJ・ペンは1ラウンドからプレッシャーをかけてフランク・エドガーを捕まえようとしています。BJ・ペンはフランク・エドガーのステップインに合わせて、左ジャブ、右ストレートを打ち込み、フランク・エドガーの動きを止める作戦のようです。
「BJは何とかエドガーの動きを止めたいね。スタンディングの打撃だけじゃなく、タックルが狙えるとBJペースになりそうなんだけど」と試合の行方を見守る管理人。1ラウンドは、フランク・エドガーがBJ・ペンから2度テイクダウンを奪うなど、フランク・エドガーのスピードがBJ・ペンの経験を上回っているようです。ただ、BJ・ペンのパンチも単発ながらフランク・エドガーをとらえていますね。
2ラウンドは手数が多かったBJ・ペンですが、3ラウンドに入ると、手数が減り、少しずつフランク・エドガーが主導権を握り始めます。特にフランク・エドガーの右ローキックが効果的で、BJ・ペンの意識を上下に散らしていますね。BJ・ペンは序盤とばしすぎたのか、動きが鈍ってきた印象です。
「ありゃ?BJの動きがおかしくない?まともに打撃をもらいすぎだよ」とBJ・ペンを心配する管理人。4ラウンドに入ると、BJ・ペンがこの試合初めてタックルを仕掛け、テイクダウンを奪います。ところが、フランク・エドガーが一瞬のスキをついて立ち上がることに成功し、試合の流れを引き戻します。
そして、4ラウンド中盤、フランク・エドガーが右ローキックでBJ・ペンの足を払い、テイクダウンを奪うと、強烈なパウンドをBJ・ペンの顔面に叩き込み、完全に試合の主導権を握ります。BJ・ペンはスタミナが切れ、フランク・エドガーの攻撃をガードすることで精一杯。反撃することができません。
5ラウンドもフランク・エドガーが持ち味のスピードを生かして試合を支配し、このまま試合終了のブザー。採点の結果、フランク・エドガーがBJ・ペンに3-0(3人のジャッジすべてが50-45)の判定勝ちを収め、UFCライト級タイトルの初防衛に成功しました。
前回と同じように、フランク・エドガーのスピードと無尽蔵なスタミナがBJ・ペンの経験を上回った試合でした。相性の問題もあると思うのですが、BJ・ペンは何度戦ってもフランク・エドガーに勝てない気がします。2試合を通して、BJ・ペンがフランク・エドガーに勝てそうな要素が見当たらないんですよ。
BJ・ペンに連勝を飾り、初防衛に成功したフランク・エドガーは、脅威のスタミナとスピードを武器に長期政権を築く可能性がありますね。BJ・ペンに連勝したことで、今後のUFCライト級戦線は間違いなくフランク・エドガーが中心になります。次回の防衛戦はフランク・エドガーの真価が問われる試合になるので、今後も注目したいですね。
