UFCフェザー級タイトルマッチ
| チャンピオン | ジョゼ・アルド(ブラジル) MMA戦績:21戦20勝1敗 |
| 挑戦者 | チャド・メンデス(アメリカ) MMA戦績:11戦全勝 |
「軽量級最強」の呼び声が高いジョゼ・アルドが全勝のチャド・メンデスと激突する3度目の防衛戦です。初防衛戦でマーク・ホミニック、2度目の防衛戦でケニー・フロリアンに大差の判定勝ちを収めた初代UFCフェザー級チャンピオンのジョゼ・アルド。3度目の防衛戦の舞台となる母国ブラジルで、チャド・メンデスを相手に凱旋防衛を果たすことができるでしょうか?
試合は、お互いが上半身を小刻みに揺らしながら攻撃を仕掛けるタイミングを狙うスタンディングの打撃戦で始まります。ジョゼ・アルドもチャド・メンデスも右ローキックを中心に突破口を切り開こうとしているようです。打撃と得意とするジョゼ・アルドに対して、レスリングを得意とするチャド・メンデスが真っ向勝負を挑んでいますね。
開始1分すぎ、チャド・メンデスが右ストレートからタックルを狙いますが、ジョゼ・アルドがサイドステップで回避。1ラウンド中盤にも、チャド・メンデスがジョゼ・アルドの足に組み付いてタックルを狙いますが、ジョゼ・アルドが瞬時に脱出します。チャド・メンデスはしつこくジョゼ・アルドにタックルを仕掛けてグラウンド勝負に持ち込む作戦のようです。
「メンデスは打撃をフェイントに使って徹底的にタックル狙いだね。警戒するアルドからテイクダウンをを奪うことができるかな?」と思っていると、1ラウンド残り1分、チャド・メンデスがジョゼ・アルドの右ローキックをキャッチして組み付き、バックを奪います。
ジョゼ・アルドを金網に押し付け、持ち上げてテイクダウンを狙うチャド・メンデス。しかし、ジョゼ・アルドが金網を上手く使いながら(金網をつかむ反則もありましたが)チャド・メンデスのリフトアップを耐え抜き、持ちこたえます。強靭な足腰を誇るジョゼ・アルドでなければ、リフトアップされ、オクタゴンに叩き付けられてもおかしくないシーンでしたね。
「アルドはよく耐えたよ。もう少しで1ラウンド終了だね」と思った瞬間、バックを取られていたジョゼ・アルドが一瞬のスキを突いて反転し、チャド・メンデスの正面に立つと、瞬時に強烈な左ヒザ蹴りをチャド・メンデスのアゴに叩き込みます。
オクタゴンに崩れ落ちるチャド・メンデス。わずか1秒の出来事に言葉を失う管理人。次の瞬間、ジョゼ・アルドがダウンしたチャド・メンデスに飛びかかり、強烈な右のパウンドを叩き込んだところで、レフェリーが試合をストップ!ジョゼ・アルドがチャド・メンデスを衝撃のKOで粉砕し、母国ブラジルで3度目の防衛に成功しました。
すげえ!まさに「一瞬の出来事」でした。ジョゼ・アルドがチャド・メンデスのクラッチを切って、ヒザ蹴りを叩き込むまでの1秒に「軽量級最強」と呼ばれるジョゼ・アルドの強さが凝縮された試合だったと思います。「こんな戦いができるファイターはジョゼ・アルドだけでしょ。俊敏すぎだよ」と改めてジョゼ・アルドの強さを目の当たりにした防衛戦でした。
ジョゼ・アルドvsチャド・メンデスの試合結果
| 試合結果 | ジョゼ・アルドが1ラウンド4分59秒KO勝ち。母国ブラジルで3度目の防衛に成功しました。 |
