UFC初出場のデニス・カーンが、UFC62で岡見勇信選手と戦ったアラン・ベルチャーと激突するUFCミドル級ノンタイトルマッチ。2006年に開催されたPRIDEウェルター級グランプリで準優勝したデニス・カーンに注目です。デニス・カーンとしてはグラウンド勝負に持ち込みたいところですね。
試合は開始直後にデニス・カーンがアラン・ベルチャーをテイクダウンする予想通りの展開。デニス・カーンは韓国人の父親と、フランス人の母親を持つカナダ人ファイターで、同じカナダ人のUFCウェルター級チャンピオン、ジョルジュ・サン・ピエールとよく練習しているそうです。
「1ラウンドはデニス・カーンが完璧に試合をコントロールしたなあ。さすがは柔術黒帯の寝業師!グラウンドは本当に上手いなあ」と感心する管理人。UFC初出場のデニス・カーンとしては、あとはどれだけオクタゴンの金網に対応できるかでしょうか?
2ラウンドに入っても、デニス・カーンが上からアラン・ベルチャーを攻め立てる展開が続きます。「このままデニス・カーンのペースで進むかな?」と思い始めた2ラウンド3分30秒すぎ、アラン・ベルチャーがデニス・カーンに強烈なミドルキックを叩き込みます。
すると、これまでアラン・ベルチャーの懐に飛び込んできたデニス・カーンが、オクタゴンをサークルしながら離れて戦うようになります。「あれ?ミドルキックが効いたかな?デニス・カーンが攻撃に行けなくなっちゃった」とデニス・カーンの急激な失速を心配する管理人。
その後1分ほどデニス・カーンがオクタゴンをサークルしながらダメージ回復に努めます。残り30秒になると、業を煮やしたアラン・ベルチャーがデニス・カーンにパンチを打ち込み、攻撃を開始し、デニス・カーンがタックルにきたところを上手くかわしてギロチンチョークに移行します!
このギロチンチョークが完璧に決まり、デニス・カーンがタップアウト。アラン・ベルチャーが2ラウンド4分36秒、デニス・カーンを逆転のギロチンチョークで下しました。ミドルキックを打ち込まれるまでは、デニス・カーンが良かったのですが、急に動きが鈍りましたね。その変化を見逃さず、逆転勝利につなげたアラン・ベルチャーは見事です。一撃が試合の流れを変えた試合でした。
