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ジョルジュ・サン・ピエール対BJ・ペン

UFC144のメインはフランク・エドガー対ベンソン・ヘンダーソンのライト級王座戦!
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UFCウェルター級チャンピオンのジョルジュ・サン・ピエールと、UFCライト級チャンピオンのBJ・ペンが激突するUFCウェルター級タイトルマッチ。ライト級で圧倒的な強さをみせるチャンピオンのBJ・ペンが、ひとつ上の階級のウェルター級チャンピオンのジョルジュ・サン・ピエールに挑戦します。

ジョルジュ・サン・ピエールとBJ・ペンは、2006年3月、UFC58で一度対決しています。そのときは、一進一退の攻防の末、2-1の判定で、ジョルジュ・サン・ピエールがBJ・ペンに勝利しました。BJ・ペンにとっては、今回のタイトルマッチがリベンジ戦ですね。もしBJ・ペンが勝てば、UFC史上初、2階級のタイトルを同時に保持するUFCチャンピオンになります。

試合は1ラウンドからウェルター級チャンピオンのジョルジュ・サン・ピエールが試合を支配する展開。ジョルジュ・サン・ピエールは長いリーチを活かして、左ジャブを突きながらBJ・ペンとの間合いを測り、まずは中間距離で戦います。BJ・ペンが懐に入ってくると、足を抱えて、そのまま金網に押し付け、体力を奪う作戦のようですね。タイトルマッチは5ラウンド勝負なので、スタミナ配分が試合の行方を左右します。

2ラウンド序盤も同じような展開が続きます。お互いに左ジャブを当てますが、その次のパンチを当てることはできません。「GSP(ジョルジュ・サン・ピエール)もBJ・ペンもディフェンスが上手いなあ」と感心する管理人。「スタンディング勝負がしばらく続くかな?」と思った2ラウンド1分、ジョルジュ・サン・ピエールがBJ・ペンをテイクダウンします。

「柔術黒帯同士の寝技勝負だ」と息をのむ管理人。ラウンド中盤になると、ジョルジュ・サン・ピエールがサイドへ回り込み、膝を打ち込んだり、上からパンチを振り落としたりと、有利に試合を進めます。クリーンヒットこそありませんが、BJ・ペンはダメージがありますね。スタミナも相当消耗しているようです。

3ラウンドに入ると、序盤からジョルジュ・サン・ピエールが左ジャブ、スーパーマンパンチなどでクリーンヒットを奪います。「BJ、相当苦しそうだなあ」と思っていると、1分すぎ、ジョルジュ・サン・ピエールがBJ・ペンの左足をつかみ、そのままテイクダウン。その後、ジョルジュ・サン・ピエールが上からパンチや膝を連打し、BJ・ペンはディフェンスをするので精一杯です。完全にジョルジュ・サン・ピエールのペースになってきましたね。

4ラウンドになっても同じような展開が続き、開始30秒でジョルジュ・サン・ピエールがBJ・ペンにタックルを決めてテイクダウン。すかさずサイドポジションを取ったジョルジュ・サン・ピエールは、左手と頭でBJ・ペンの右手を、足でBJ・ペンの左手をおさえ、空いた右手でBJ・ペンの頭にパンチと肘を連打します。両手をふさがれているBJ・ペンは成す術なくパンチをもらう苦しい状態。BJ・ペンがこんなに一方的にやられるなんて、試合前は全く想像できなかっただけに、不思議な光景です。

「BJが防戦一方だよ。GSP、めちゃめちゃ強いよ」と改めてジョルジュ・サン・ピエールの強さに敬服する管理人。すると、4ラウンド終了のインターバルで、BJ・ペンが試合をあきらめ、ジョルジュ・サン・ピエールが4ラウンド終了TKO勝ちで王者対決を制しました。この勝利で、ジョルジュ・サン・ピエールはUFCウェルター級タイトルの3度目の防衛に成功です。

試合前は「BJの打撃がGSPをとらえるシーンがあるかも」と思っていたのですが、完璧なファイトプランで、ジョルジュ・サン・ピエールが再びBJ・ペンに勝利しました。「序盤でスタミナを奪って、寝技でジワジワと勝負する」作戦がピタリとはまった感じです。柔術世界王者のBJ・ペンが何もできませんでした。ジョルジュ・サン・ピエール、芸術的な強さです!

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