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マット・ヒューズ対マット・セラ

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レスリングをベースにしたアグレッシブな戦いが人気のマット・ヒューズが、柔術家のマット・セラと対戦するUFCウェルター級ノンタイトルマッチです。マット・ヒューズ、マット・セラのどちらも元UFCウェルター級チャンピオンで、しかも、アメリカで人気のリアリティ番組、「The Ultimate Fighter」の第6シーズンのコーチを務めた経験を持っています。

今やUFCを代表するファイターとして世界的な人気を誇るマット・ヒューズとマット・セラですが、実はめちゃめちゃ仲が悪いことで有名です。お互いの態度が気に入らないのか、敬意が足りないのか、マット・ヒューズもマット・セラも「あいつにだけは負けたくねえ」と豪語しています。お互いのファイトスタイルや気性を考えると、激しい試合になりそうですね。

開始直後、いきなりチャンスを迎えたのはマット・セラ。サウスポーのマット・ヒューズは右のジャブ、右構えのマット・セラは左のジャブを突きながらお互いの距離を測り、迎えた45秒すぎ、飛び込んだマット・ヒューズの頭とマット・セラの頭が激突し、マット・ヒューズが倒れこんでしまいます。

「あ、バッティングだ」と思ったのですが、レフェリーは試合を止めることなく、マット・セラがダウンしたマット・ヒューズに飛びかかり、パンチを連打!「うわ、マット・ヒューズはバッティングのダメージが深いよ。こりゃ、やばいんじゃない?」と一瞬心配しましたが、マット・ヒューズは体を密着させて何とか耐え切ります。そして、ラウンド中盤にはマット・セラを投げ飛ばして、逆にテイクダウンを奪います。ものすごい腕力ですね。

2ラウンドも、ラウンド中盤にマット・ヒューズがマット・セラからテイクダウンを奪って、上からパンチや肘を連打します。アクシデント(偶然のバッティング)でダメージを抱えながらも、コツコツとパンチや肘を打ち込み、試合が進むにつれてペースを握るあたりは、さすがマット・ヒューズですね。

3ラウンドも開始直後、マット・ヒューズがマット・セラに組み付き、そのまま金網に押しつけてテイクダウンを奪います。3ラウンドに入っても、マット・ヒューズの腕力、腰の強さ、スタミナは衰えていませんね。結局、上手くグラウンドで主導権を握ったマット・ヒューズがマット・セラを圧倒し、3-0の判定勝ち(3人のジャッジすべてが29-28でマット・ヒューズを支持)を収めました。

マット・ヒューズとマット・セラの元ウェルター級チャンピオン対決は、マット・ヒューズの良さばかりが目立つ展開で、マット・セラの良さが完全に消されちゃいましたね。一部で引退をほのめかす発言をしたマット・ヒューズですが、この試合を観ると、「マット・ヒューズ、まだまだ戦えるんじゃない?」と思っちゃいます。マット・ヒューズのレスリングテクニックとパワーはまだまだ健在です。

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