UFCライト級戦線の行方を占うショーン・シャーク対フランク・エドガーのUFCライト級ノンタイトルマッチです。現在のライト級はチャンピオンのBJ・ペンが圧倒的な強さを誇示し、「誰がBJ・ペンを止めるんだろう?」という話題で持ちきり。BJ・ペンが持つUFCライト級タイトル挑戦を狙うショーン・シャーク、フランク・エドガーのどちらにとっても負けられない戦いですね。
試合は序盤からスタンディングの打撃が交換されるスリリングな展開。ショーン・シャークもフランク・エドガーもレスリングをバックボーンとしていますが、打撃を得意とするアグレッシブなファイターです。お互いに一歩も引かないペースの奪い合いで、UFCファンの間で2人とも高い評価を誇る理由がよくわかりますね。
オクタゴンの中心でどっしりと構えるショーン・シャークに対して、フランク・エドガーは左ジャブから右ストレートを打ち込んで、すぐに左右に回り込み、ショーン・シャークの打ち気を上手くそらしています。試合が進むにつれて、フランク・エドガーのパンチがショーン・シャークにクリーンヒットする場面が増え、徐々にフランク・エドガーがペースを握り始めているようです。
手数だけを考えると、ショーン・シャークもフランク・エドガーもほとんど違いはないと思うのですが、常にポジションを変えて戦っているフランク・エドガーのほうが相手のパンチをもらっていない分だけ、ダメージが少なく、スタミナも残っているようです。元UFCライト級チャンピオンのショーン・シャーク相手に、完璧なファイトプランですね。
3ラウンド終了間際には、フランク・エドガーがショーン・シャークの首をつかみ、ギロチンチョークを狙いますが、試合終了のブザー。惜しくも1本勝ちはできませんでしたが、フランク・エドガーがショーン・シャークを3-0の判定で破り、UFCライト級トップ戦線に生き残りました。
UFCライト級戦線は、チャンピオンのBJ・ペンを頂点に、2番手、つまり挑戦者争いが熾烈を極めています。この試合のような内容を積み重ねれば、自然とフランク・エドガーに「タイトル挑戦」の声がかかる日もそれほど遠くないかもしれませんね。UFC99では、宇野薫選手が6年ぶりにオクタゴンに復帰し、ますますライト級戦線がおもしろくなりそうです。
